信州安曇野でりんご作りを探求し、旬のりんごの美味しさを大切に収穫しています。

■リンゴの大きさについて■

 リンゴの大きさについて説明させて頂きます。まず下の写真(シナノゴールド)で6階級(20玉、18玉、16玉、14玉、12玉)のリンゴを比較した写真をご覧ください。
玉数の数字が小さいほどリンゴの玉が大きい事を意味します。
この数字は5キロ箱に入るリンゴの個数を意味しています。例えば12玉なら5キロ箱で12個入る事を、20玉なら5キロ箱で20個入る事を意味します。
20玉は12玉と比較して5キロ箱に入る数が多いので、1つのリンゴの大きさは当然小さくなります。次にリンゴを横並びでご覧ください。
どうでしょうか?リンゴの高さと幅の違いがお分かりになりますか?12玉>14玉>16玉の大きさの違いと20玉が比較的小さい事はご理解頂けると思います。16玉と18玉の大きさの違いが少し分かりにくい様にも見えますね。そこで写真のサンプルリンゴの大きさと重さをはかってグラフにしてみました。
このグラフは写真のサンプル(1個だけ)をはかった数字ですので、飽くまで参考程度にして下さい。実際の商品は人が箱詰めしていますので、どうしても同じ階級でも大きさ、重さにブレは出ます。グラフの数字を見ると16玉は18玉よりほんのひと回り大きいぐらいですね。まるちゃん農園では作業の段取り上、誠に勝手ながら玉数の指定はお受けしていませんが、基本的に18玉以上のものをお客様にお送りする事にしております。(作柄や在庫状況によってはこの限りではありません)

リンゴは大きいほど美味しいの?というご質問をたまにお受けしますが、園主としては18玉の大きさが味のバラつきも少なく、また分量もちょうど良く一番食べやすいと感じていますが、味や食感の感じ方は人それぞれなので一概にどうこう言えません。

リンゴは工業製品と違い品質がどれも同じとはいきません。1つ1つに個性があります。酸味のあるはずのリンゴなのに、殆ど酸味がなく、とても甘いものがあったり本当に個性豊かです。ひとつひとつ可愛がって食べて頂ければ作り手としては大変ありがたく思います。

色々な種類の色々な大きさのリンゴ食べて頂き、これだ!っていうものを是非ご自身で見つけて下さい。